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Google Glass プライバシー保護と有効な利用方法 [ウェアラブルデバイス]
今日のニュースで、GoogleがGoogle Glassの利用ガイドラインを発表したことが報じられていました。
積極的にGoogle Glassを活用してほしい、という呼びかけとともに、使用の際に留意すべき事項をいくつかあげています。
(1)「こっそり写真をとってはいけない。」
誰かの写真を撮影したいときは、事前に相手の許可を得る。
Google Glassに限らず、ウェアラブルデバイスが普及していくなかで大きな問題となるのがプライバシーの保護でしょう。
今回は撮影に言及していますが、写真を撮らなくても顔認識機能を利用して他人の個人情報を密かに検索するなど、いろいろと問題が発生することが予想されます。
オプティカル型(眼鏡やコンタクト型)のウェアラブルデバイスが普及していく過程で最大のネックとなるのではないでしょうか。
(2)「Google Glassを長時間使用してはいけない。」
Google Glassは何かの情報を得るために使用するデバイスであり、「顔にかけっぱなし」にしておくものではない。
道順を検索したり料理のレシピを調べたりして、情報を調べ終わったらGlassをはずす。
そういった使い方を推奨しているわけです。
しかし、スマホ中毒が問題となっているように、Glass中毒・Glass廃人といった現象が発生する可能性も否定できません。
歩きながらゲームをする、などの行為が問題となることも予想できます。
個人的には、オプティカル型のデバイスはプライベートユースよりも、まずは業務用デバイスとして普及していくのではないかと考えています。
バーコードや数字を認識してデータベースの情報と照合したり、目の前の情報を遠隔地にいる専門家と共有して指示を仰ぐなど。
業務の分野ではスマートフォンよりも遥に応用範囲の広いデバイスだと思います。