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春一番の後は寒い!? [雑感]

昨日、関東地方では春一番が観測された。
ここ数日で一気に気温も上がって、昼間はコートがいらなくなった。

「今日も暖かいのだろう」と思って家を出たのだが、だんだん雲が増えて気温も下がってきた。

そもそも「春一番」とはなんだろう?
検索してみると、

「その年、初めて吹く強い南風。日本海を進む低気圧に向かって南側の高気圧から吹く風速8m/s以上の風」

だいたい上記のように定義されている。
そして、気圧配置の関係から、春一番のあとには逆に寒気が入り込みやすくなるという。

これによると春一番とそのあとの寒の戻りはワンセットになっているようだ。
こんなの世間では常識なのだろうか?
恥ずかしながら私は知らなかった。


ついでに英語で春一番に該当する言葉がないか調べてみた。

 the first spring storm
 the first strong south winds of the year

ネットでは上記のような愛想のない訳文しかでてこなかった。
「小春日和」にちかい意味合いの
 「Indian summer」のような洒落た表現を期待したのだが。。(洒落ていると感じるのは私の主観ですが)


中国語での「春一番」を表現すると下記のようになるみたいです。

 初春刮的强劲的南风
 冬末初春第一次刮来的较强的南风

これも逐語的な感じですね。
もしかしたら春一番の語源は中国の故事かと思ったのですが違うようです。
wikipediaによるといくつか説があり、全国的に「春一番」という表現が広まったのは昭和以降と比較的に新しいらしい。
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消費税アップを実感 [雑感]

いつのまにやら消費税アップまであと2週間となった。

正直いってあまり気にしていなかったのだが、会社事務所の賃料改定(つまり値上げ)の通知がとどき、行きつけの床屋の料金も値上がりし(上げ幅が3%以上)、あちらこちらから値上げ値上げといわれてゲンナリしてきた。

とにかくあらゆる物・サービスが実質的に値上がりする、にもかかわらず、私の給料は変わらないのである。

税金は自分の為にも使われる財源ではある。
理屈ではそうなのだが、感覚的には確実に3%分だけ貧しくなる気がしてしまうのはどうしようもない。

せめてもの対抗手段として3月中に値の張る商品を買っておけ、というところだが、悲しいことにそんな余裕はない。

ニュースを見ているとトイレットペーパーなどの日用品が駆け込み需要で売れまくっているらしい。

さすが家計を預かる人たちはひと味違う!
と思うけれど、冷静に考えるとそれでいくらの節税になるのか?

「ばーん!」と家だの車だの駆け込みで買える身分になりたいものだ。
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わずか1個のアミノの変化で睡眠時間が短くて済むようになる? [雑感]

「脳には妙なクセがある」(池谷裕二著)の中に、睡眠時間について面白いエピソードが紹介されている。



必要な睡眠時間は人によって差が大きく、5時間以内の人もいれば9時間以上必要な人もいる。

この長短には遺伝的な要素が少なからずあり、全人口の5%程度が短眠タイプだという。



私は子供のころ寝つきが悪く、朝も割と早く目が覚めることが多かった。

正月やお盆など、親戚が田舎に集まった時なども同年代のいとこの中で一番夜更かし、かつ早起きだった。



それがどうゆうわけか成長するにつれて睡眠時間が長くなっていき、成人する頃には毎日7時間以上は眠らないと昼間強い眠気を感じるようになってしまった。

社会人になると5~6時間しか寝る暇のない場合が多く、昼食後などは意識が飛びそうな眠気に襲われることが少なくない。

眠ることもできないので、どうにか我慢するわけだが、正直いってとても生産性が上がるような状態ではない。



最近の研究によると、DEC2(デックツー)といわれる遺伝子に含まれる482個のアミノ酸のうちの385番目のアミノ酸の変化によって短眠タイプとなることがわかっており、ネズミやハエの同アミノ酸を変化させると1日の行動時間が大幅に延びるのだという。



将来、人間の遺伝子を操作することが一般的になったならば、このアミノ酸の操作は大人気となるに違いない。
タグ:脳科学
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地下鉄の不思議な匂いの正体は?

浅草方面に用事があり久しぶりにある地下鉄に乗ることになったのだが、車両に入った瞬間、何とも言えない不思議な感覚を味わった。

「なんだろう?」

すぐに何か分かった。匂いだ。
あまり心地よくはないけれど、なんとなく馴染みのある、懐かしい匂い。
そういえば前にこの地下鉄に乗った時も同じ匂いがしたことを思い出した。

しばらく考えて辿り着いた結論は「雨の匂い」。
しかし外はさわやかな晴天で雨の気配は全くない。

帰ってから知人にこの話をしたところ、「それは下水の匂いだろう」と即答された。
うーん、そう言われるとそうなのかも?
他の地下鉄では感じないので、その路線のトンネルや配管の構造に原因があるのだろうか?
ただし、駅構内よりも車両内の匂いが強いのが解せないのだが。。


「雨の匂い」について検索してみると、いくつかの説があるらしい。
真偽のほどは定かでないが書き出してみた。

(1)ペトリコール由来説
ペトリコールは地中の粘土に含まれる植物性の油で、湿度が上昇すると大気中に放出されて匂いを発する。これが「雨の匂い」だとする説。

(2)オゾン由来説
雨によってオゾン層の酸素が地上付近まで落ちてきて、オゾンの持つ消臭効果によって地上の匂いが消臭される。その時に独自の匂いが生じる、という説。
これはどうも、わかった様なわからない様な説だと思う。

(3)ゲオスミン由来説
土壌中のバクテリアや細菌が発生させるゲオスミンという物質の匂いだとする説。
これは下水道の匂いの原因でもあるらしい。

と、いうわけで(3)が本当ならば、知人の下水説は結構的を射ているかもしれない。
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いつになったら石油はなくなるのか?

私が10代のころ「あとわずかで石油がなくなる!」という話をよく耳にした。
なかには
「あと10年で石油が枯渇し、現代社会を維持できなくなる!」
などというセンセーショナルな内容の本もあった。
いわゆる知識人や文化人が好んで読む出版社の本だった。

ところが30年たった今も石油はなくなっていない。これはいったいなぜなのか?

なんとなく予想はつくけれど、ネットで検索してみた。
すると、私と同じ疑問をもつ人が多いのだろう。経済産業省の資源エネルギー庁の報告に下記のような記述があった。

「1970年代のオイルショック時には石油資源の枯渇問題も深刻に懸念されましたが、回収率の向上や追加的な石油資源の発見・確認によって、1980年代以降、可採年数はほぼ40年程度の水準を維持し続けてきました。最近では、ベネズエラやカナダにおける超重質油の埋蔵量が拡大もあり、可採年数はむしろ年々増加しています。」

なるほど。調査技術・採掘技術向上のおかげで利用可能な石油は年々増えているというわけだ。
同報告ではさらに、

「世界の原油確認埋蔵量は2011年末時点で1兆6,526億バレル(オイルサンドを除く)であり、これを2011年の原油生産量で除した可採年数は54.2年となりました。」

とある。
この様子なら私が生きている間は石油が枯渇することはなさそうだ。


石油埋蔵量の話に限らず、自分が子供のころに学校で習ったことや当時の学説は大幅に塗り替えられていることが少なくない。
定期的に自分の知識をアップデートしていかないと、たちまち旧人類になってしまいそうだ。
というか、既になっていしまっている可能性が高い。
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