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高音質ポータブルプレイヤーの誘惑 [雑感]

去年、10数年ぶりに音楽への興味が復活した。
それまでは年に1~2枚CDを買うかどうか、といった状態だったのが、わざわざ音楽雑誌を購入するまでに復活。

残念ながら狭い自宅にオーディオをそろえることは無理だが、それでもやっぱり良い音で聞きたくなってくる。
そんな中、気になっていたのがSONYのNW-ZX1だ。
SONYは日本メーカーの斜陽の象徴になってしまった感があるけれど、NW-ZX1は久しぶりに「とんがった」製品らしく7万円台という価格にもかかわらず品切れが続いているという。

いいないいなと思いつつ購入に踏み切れていなかったが、そうこうするうちにアメリカから面白い製品が発表された。
「アーティストが意図したとおりの音」を再現することを目指したという高音質プレーヤー「PonoPlayer」がそれだ。
PonoPlayerはニール・ヤングがプロデュースしており、資金調達webサイトのKickstarterで399ドルから先行予約できるという。
製品のクオリティーは未知数だけれどNW-ZX1に比べて、その価格は魅力的。
三角柱のデザインもなかなか洒落ている。(写真を見る限り)

高音質ポータブルプレイヤーを購入するうえでの、個人的な問題点。
 (1)お金がない。ヘッドフォンもしくはイヤーフォンも合わせて購入したいので結構な出費。
 (2)容量が少ない。ファイルサイズが大きいので、手持ちのCDを入れたい放題とはいかない。
 (3)そしてなんといっても、「音質の違いが判るのか?」 正直いってあまり自信がない。。

(3)をクリアできるかどうか、今度いろいろと試聴しに行ってみよう。
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ITがコミュニケーションを奪う。 [雑感]

最近社員のパソコンやスマートフォン使用を制限する会社が増え始めているらしい。
パソコンを使用できる時間を制限したり、スマートフォンを所持しないことに報奨金をだす会社まであるとか。

理由は主に2つ。
1つ目は社員がネットサーフィンや友人とのメール・SNSに時間を使って、業務がおろそかになっていること。
2つ目は社員同士のコミュニケーションが阻害されて知識の伝達や新しいアイデアの出る場がなくなっていること。

業務中の私用は論外だが、仕事の連絡もプライベートの連絡もネットを通じて行われることがほとんどなので、「さかいめ」が無くなってしまうのはよくわかる。
とくにIT業界では、仕事上の調べものもネットでするのがほとんどなので、ほかの社員から見ると業務でサイトを見ているのかプライベートの目的で見ているのか簡単には判断できない。

昼食や休憩時間に上司や同僚と話をせずに、スマホでゲームばかりしている社員も確かにいる。
同じフロアにいても「今メールを送ったのでみてください。」みたいなやり取りも普通になってしまった。

仕事以外でも「みんなで集まってわいわいと遊ぶ」よりも一人でスマホやネットゲームの世界に浸っている人が増えたと思う。

私自身も以前よりプライベートで人と過ごす時間が減ったのは間違いない。
とくに寒い季節は、寄り道せずにそのまま家に帰ってしまうことが増えた。目的を決めずに人と会話する機会が減っている。

家庭でも「いまメール送ったから。」で終わってしまうようになったら怖い。
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年齢と感情の関係。年を取るほど幸せになる? [雑感]

「脳には妙なクセがある」(池谷裕二著)の中に、年齢による感情の変化についてのエピソードが紹介されている。
それによると、「人生を幸せに感じる度合いはU字曲線を描く。」らしい。
つまり、若い頃と年を取ってからのほうが壮年期よりも幸せに感じるのだという。
データの具体的な数字やグラフが掲載されていないのだが、20代に入ると急激に幸福感が落ち込み40代から50代前半が最低迷期らしい。

つまりこれによると、わたしは人生で一番幸福を感じにくい年頃ということになる。
うーん、確かに言われてみればそうかもしれない。
30代前半ころまでは、「人生この先どうなるか、まだまだわからない(良い意味で)」という感覚があった。
最近はそうした「あいまいさ」を感じることができない。そうかといって「何かを成し遂げた」という感覚もない。
最近の心境を言葉にすると、「じりじりと追い込まれつつある」といった感覚なのだ。あらためて言葉で表現すると恐ろしいのだが。。

幸福感とは別に、「ストレス・不安・怒り」といった負の感情は若いころが一番強く、年を重ねるに従って減っていくのだという。
40代前半は「幸福感をあまり感じられず、しかも負の感情もまだまだ強い」そんな年齢なのかもしれない。
40を過ぎた頃に連続して体調を崩したりして、
「ああ、厄年とはこうゆうことか。年齢による体調の変化をあらわしているのだな。」
と思ったのだけれど、どうやら変化は体調だけでなく心も同様のようだ。
心身ともに厳しいこの時期、日々の生活でもなるべくいい面に着目するようにして過ごしていこう。
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国民総メアド制。 [雑感]

借りているレンタルサーバー業者から、サーバー容量を「100MBに拡張しました」とのメールが届いた。
5~6年前に契約したときは3GBだったのが10GBになり、ついに100GBになった。
利用料金は契約当初と同じままだ。

正直言ってそんなに容量があっても、どう使ったらよいのか思い浮かばない。

ホームページやブログをレンタルサーバーで運営しているわけでもないし、単なるデータバックアップ先としては使いづらい。
複数のパソコンとスマホのファイル共有にはGoogleドライブを使っている。
GoogleドライブはLinux向けのクライアントアプリを公開していないのが欠点(少なくとも私にとっては)だけれど、Gmailの添付ファイルをダウンロードして共有したりするのに便利だし、なにせ15GBまで無料で使える。

レンタルサーバーを解約できない理由はただ一つ、解約すると自分用のメアドが使えなくなってしまうからだ。
今のメアドはショッピングサイトや各種サービスの登録用アドレスとして、あちこちに登録してきた。
実際問題、どこのサイトに自分の情報を登録してきたのか正確に把握するのは難しいくらいだ。
そのメアドを廃止してGmailやYahooメールを登録し直すのはあまりに面倒だ。

もういっそのこと国民背番号制みたいに、選択の余地なく一人一人にメアドを割り当ててくれたほうが面倒がなくていいかも?
なんてヤケッパチなことを考えてた。

もっとも、知り合いから聞いた話では、いまは大学が全学生にメアドを割り振って大学から必要な情報をメールで提供しているらしい。
自分の学生時代にはとても考えられなかった。

大学まで行って掲示板を見たら、受講している授業が全て休講だった、なんてこともあった。
考えてみると牧歌的な時代だったな。
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被災地も、そうでない地域にも共通の企業課題 [雑感]

Yahoo!ニュースに、震災からの復興をテーマとした『3YEARS』というタイトルの書籍の内容が抜粋されていた。

地震から3年たって、被災地の産業と復興がどのような状況にあるかを紹介する内容で、もともとのニュース提供元は「東北復興新聞」。

復興の今後の課題を下記のように解説している。

『損壊した施設などは国の補助や企業、個人による支援でかなり復旧しました。 【中略】 今後は、そのハードの上でいかに新しい産業・ビジネスをつくっていけるかが問われていきます。いわゆる「下請け構造」から脱却しての、単価が上がる商品開発やブランドづくり、販路開拓。地域の起業家を発掘しての育成やネットワーキング、そして外部の企業や売り手とのマッチングなどがキーワードとなります。』


これを読んで【中略】以後の内容が、私と面識のある企業経営者の方々の話ととてもよく似ているのに驚かされた。

その方々が経営しているのは東京の会社で、直接震災の影響を受けたわけではない。
起業してから5~10年ほど経過して、はた目からはある程度軌道に乗っているように見える会社でも、お話を伺うと危機感をもっている方が多い。
とくに「下請け構造からの脱却」と「単価のひきあげ」はどの会社にも共通の課題のようだ。

これは私が身を置く東京のIT業界に限らず、他の業界・地域でも共通の課題のように感じている。
大風呂敷を広げるようだが、日本が乗り越えなければならない課題だろうと思う。
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